こんにちは、毎日美肌ケア頑張っていますか?
肌美人屋ブログ担当のアイリーです。
プールや海水浴、野外音楽などたくさんある夏のイベント楽しみましたか?
でも、楽しいんだ後に気になってくるのが日焼けによるシミですよね。
今回のお話は、「日焼けでできたシミは消すことができる?」と題して、どうして日焼けがしみになるのかや、自分でできるシミの改善方法などを紹介します。
日焼けでできたシミでお悩みの方はどうぞ参考にしてください。
目 次
シミができる原因
シミやそばかすがない肌ってほんとに綺麗ですよね。
シミって一体何なのか、簡単に説明します。
シミの正体は?
シミの正体は、色素沈着したメラニン色素です。
わたしたちの肌は紫外線などの刺激を受けると、肌を守るために皮膚の奥の方でメラニンを生成します。
普通の状態では、作り出されたメラニン色素はターンオーバーと呼ばれる新陳代謝によって肌の表面に押し上げられて、垢となって皮膚から剥がれ落ちるのでシミになることはありません。
シミの種類
シミの種類は大きく4つに分けられます。
日光黒子(にっこうこくし)
特徴:
- シミの多くはこのタイプで、日光性黒子や老人性色素班とも呼ばれている。
- 褐色の色素斑で濃さは薄いものから濃いものまでさまざま。
- 顔以外にも手や前腕、上背などの露出が多い部分にできる。
- 特に中年以降に多くなるシミで、紫外線が原因とされている。
主な原因:紫外線
見分けるポイント:よく紫外線を浴びているかどうか?
雀卵斑(じゃくらんはん)
特徴:
- よく「そばかす」といわれているもの。
- 大きさは数ミリ以下の丸い斑点。
- 顔にできる茶褐色の小さな斑点で頬や鼻の周りに出ることが多い。
- 遺伝性が強く、3歳ころから見え始め、思春期頃になると特に目立つようになる。
主な原因:遺伝
見分けるポイント:
- 家族にある人がいる?
- 小さい頃からある?
炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)
特徴:
- やけどやニキビ、化粧品かぶれなどによる肌の炎症が治まった後にできる褐色のシミ。
- 年齢や性別、部位に関係なくできる。
- 時間がたつと徐々に薄くなることが多い。
主な原因:やけどやニキビ、かぶれなどの炎症
見分けるポイント:炎症を起こしたか?
肝斑(かんぱん)
特徴:
- 女性の顔によくできるシミで、女性ホルモンが関係しているのではといわれている。
- 薄い褐色でやや大きく、紫外線を浴びたりレーザー治療では悪化することも。
- 頬骨に沿って左右対称にできるの特徴的。
- 高齢者では殆ど見られることがない。
主な原因:ホルモンバランス
見分けるポイント:
- 年齢が30~40代?
- 左右対称で目の周りを除いてある?
シミができるメカニズム
シミの原因は皮膚の内部で生成されるメラニンということは紹介しましたが、そのメカニズムについて順を追って説明します。
皮膚は表面に近い表皮とその奥にある真皮からできています。
表皮もまた角質(かくしつ)層、顆粒(かりゅう)層、有棘(ゆうきょく)層、基底(きてい)層の4層に分けられます。
- 皮膚が紫外線を浴びる
皮膚が紫外線を浴びると紫外線の刺激から肌を守るために活性酸素が発生します。 - メラニンの生成の指令をだす
活性酸素がメラノサイトといわれる細胞に対して「メラニンを生成せよ」という指令をだします。 - メラニンが皮膚表面に運ばれる
生成されたメラニンが肌の皮膚の表面まで運ばれます。 - 皮膚表面のメラニンが見える
皮膚の表面まで運ばれた黒色メラニンによって肌が黒ずんで見えます。
皮膚の細胞は、28日周期で新しい細胞に生まれ変わるターンオーバー(肌の新陳代謝)を繰り返しているので、皮膚の表面に運ばれたメラニンは古い細胞と一緒に肌表面から剥がれていくので、メラニンが皮膚内に残ることはありません。
しかし、さまざまな原因で、メラニンが過剰に生成されたり、ターンオーバーのサイクルが乱れて遅くなったりすると、メラニンが排出しきれずに皮膚内に残って色素沈着を起こしてシミになってしまうのです。
これが肌が黒ずんで見えるシミができるメカニズムになります。
どうして日焼けがシミになるの?
日焼けには、紫外線を浴びることで皮膚が赤く炎症を起こす急性症状(サンバーン)とよばれるものと、体内のメラニン色素が皮膚表面に色素沈着すること(サンタン)とよばれるものがあります。
サンバーン:
紫外線を浴びた数時間後から皮膚が赤くなる日焼けのことで、軽いやけどと同じ状態ヒリヒリやピリピリしたりすることもあります。
サンタン:
紫外線浴びた数日後から見られる皮膚が褐色になった状態のことで、メラノサイトが紫外線の刺激を受けてメラニンが生成されたことによるものです。
シミができるメカニズムの項でも説明したように、皮膚が紫外線を浴びると皮膚内ではメラニンが生成されます。
日焼けをするような状態では、浴びる紫外線の量も多いので生成されるメラニンの量も多くなります。
メラニンの量が多くなると、ターンオーバーによるメラニンの排出が間に合わなくなってしまい、皮膚内で色素沈着を起こしてシミになってしまうのです。
自分でできるシミの改善方法
シミの種類の項で紹介しましたが、シミには4つの種類があります。
自分だけではシミを完全に取り除くということはできないので、シミを完全に消したいという方には、美容医療機関などに相談することをおすすめします。
ここからは、少しでもシミを改善したいという方に自分でできるシミの改善方法について紹介します。
さて、シミの改善といっても、種類によっては自分で改善できるものと改善できないものがあります。
自分で改善できるシミ
自分で改善できるシミの種類は、日光黒子、炎症性色素沈着、肝斑の3種類になります。
逆に自分では消すことができないシミの種類は、雀卵斑の他に脂漏性角化症、花弁状色素班と呼ばれるシミがあります。
自分でシミを改善する3つの方法
ここから、自分でシミを改善する3つの方法について紹介します。
これを参考にして頂いて、ぜひシミを改善してください。
その1.正しいスキンケアでシミを改善
毎日のスキンケアを見直してシミの改善を重視した正しいスキンケアをするようにしましょう。
正しいスキンケアをして肌のターンオーバーを整えることで、皮膚内部に留まってシミのもととなっているメラニンの排出をサポートすることができます。
正しいスキンケアとは、正しい順番でスキンケアを行うことで、朝のスキンケアと夜のスキンケアではないように違いがあります。
朝のスキンケア:
何かと忙しくて十分なスキンケアができないという方もいると思いますが、与えた潤いをしっかり守るためのスキンケアをすることが大切です。
- 洗顔
- ブースター
- 化粧水
- 美容液
- クリーム
- アイクリーム
の順番で行います。
朝のスキンケアでは、化粧水で潤いを補給する前のブースターや保湿クリームを使用して与えた潤いを確実に保持できるようにします。
また、乾燥で目元のしわが目立ちやすくなるために、アイクリームを使用して目元のケアに力を入れている人もたくさんいるようです。
紫外線が強い時期には、朝のスキンケアの後にUV対策も忘れずに行うようにしましょう。
夜のスキンケア:
夜のスキンケアは、1日中酷使した肌をいたわるためのスキンケアです。
- 洗顔
- ブースター
- 化粧水
- 美容液
- クリーム
- アイクリーム
の順番で行います。
見ただけでは朝のスキンケアと同じに思えますが、より潤いを補給するためのちょっとした手間がポイントになります。
また、睡眠中も肌を潤すことを重視したケアを取り入れるようにします。
美容液の浸透に気を使っている人の中には、ブースターの代わりに浸透力の高いオイルを使っている人もいるようです。
シミに効果的な成分が配されている化粧品などでケアをするのも効果的なので取り入れるといいでしょう。
また、週に1度のピールングは古い角質を落としてメラニンの排出を促す効果があるのでおすすめです。
ピーリング剤は塗って洗い流すタイプのもの使うようにするのがいいでしょう。
その2.食生活でシミを改善
シミの改善には美白肌に効果的な食べ物を意識して摂取することも効果的です。
特にビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは、シミの改善に効果的な栄養素なので、積極的に摂取するようにしましょう。
それぞれの栄養素を多く含んでいる代表的な食べ物には次のようなものがあります。
- ビタミンA:
人参、小松菜、ブロッコリーなど - ビタミンC:
レモン、アセロラ、パプリカ、トマトなど - ビタミンE:
アーモンド、ピーナッツ、かぼちゃなど
これらの食べ物を積極的に摂取するようにしながらバランスの良い食生活をするようにしましょう。
その3.生活習慣でシミを改善
できてしまったシミを改善するためには、正しいスキンケアとシミ改善に効果的な食生活をするだけでなく、規則正しい生活習慣をすることも大切なことになります。
特に、過度なストレスや慢性的な睡眠不足は、シミの改善を阻害することになるので、改善する必要があります。
シミを改善するための生活習慣
シミを改善するためには、過度なストレスと慢性的な睡眠不足を回避する必要があります。
過度なストレスを回避するためのストレス解消法
- 適度な運動をする
- 好きな音楽を効いてリラックスする
- シャワーだけでなく、ゆっくり湯船に使って心身ともにリラックスする
睡眠不足を解消するための正しい習慣
- 寝る1時間前からはスマホやパソコンを見ない
- 夜の12時前に寝る
- 最低でも6時間以上の睡眠をとる
急に生活習慣を変えるのはなかなか難しいものです。
できそうなことから挑戦して、徐々に変えるようにするといいでしょう。
改善できないようなシミを消したい場合は、医療機関に相談することをおすすめします。
まとめ
ここまで、「日焼けでできたシミは消すことができる?」と題して、シミができる原因と自分でできるシミの改善方法について解説しました。
シミができるのは、紫外線に対する肌の防衛反応で、皮膚の中で作られたメラニンが何らなの原因で皮膚の外に排出されず、色素沈着するためです。
自分でできるシミの改善方法のこうでは、自分で改善できるシミの種類と自分では改善できないシミの種類があることを紹介しました。
また、自分でシミを改善するには、正しいスキンケア、食生活、生活習慣の3つの改善方法があり、どれか一つということではなく、3つすべてを改善することが大事ということでした。
シミを改善するには、正しいスキンケアを続けるとともに、心身ともに健康であることが重要であるということになります。
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